【少年リベラルアーツ】東アジアと古事記①

水曜の夜は少年たちとリベラルアーツ

リベラルアーツの語源は、中世ヨーロッパの自由七科から、

でも私は「精神の自由を得るための学び」と定義しています。

さて、今回のテーマは東アジア(特に韓国)と古事記。

一回で終わるわけはないので、数回に分けてやっていくつもりです。

まずみんなに聞いてみました。

「韓国のこと知ってる?」

これね、意外と知りません。

ニュースを見てみても、韓国の記事って意外と少ない。

お隣の国なのにね。

それはさておき、動画で古代〜現代までの東アジアの変遷を見てもらいました。

いろんな国々が勃興する、大陸に比べて、日本は動きが少なく見えます。

国名表記が「倭」から「日本」に変わったところが鍵。

この頃に、「古事記」と「日本書紀」が成立します。

「古事記」は国内向け

「日本書紀」は国外向けに編纂された。

と言うのが通説ですし、多分そうでしょう。

「古事記」には日本の神話が描かれていますね。

長い歴史のある国で、自国の神話について公教育で勉強しないのは日本くらいなものだそうです。

この古事記にはお隣の国というか国々、朝鮮半島についても描かれています。

「古事記」を学ぶと、古代における日本〜朝鮮の関係性が垣間見えます。

日韓関係について、何か知りたいと思ったら古事記を ” さらっ ” とでいいので知っておく必要があります。

そして、古代朝鮮と古代日本が驚くほど往来が多かったこと、そして・・古代朝鮮と、現代の韓国、北朝鮮の違いと、また同じところ。こういうことを知っておくと、いろんな情報の見え方が変わってきます。

最近の子たちがテレビを見ることが少なくなった代わりに、ネットに情報を依存するようになってきています。テレビが良いわけではありませんが、ネットはその情報の偏りがひどいです。

そんな情報の偏りから、自分を守るためにも、まずは手始めに神話から学ぶことが大事だと思うのです。

そうでなければ

無意味な
「日本すごい!」という変な愛国心?

「~国嫌い」というヘイト発言に

振り回されてしまいかねないと思うのです。

情報を自分で選んで精査して、心の自由を得る。

リベラルアーツの「肝」だと思います。

前にも書きましたが、大袈裟なことでもなんでもなく、日本の文化を大事にすることは世界の人々と仲良くしてゆくことの秘訣であると言えるのです。

天正道場 オンライン リベラル・アーツでは一緒に勉強する仲間を募集します!

大人の部は金曜日9時から

少年の部は水曜日19時からです

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